- 遺族篇

9.法要「神式」

霊祭

霊祭

神式では、仏式の法要にあたる供養を「霊祭」といい、亡くなってから十日ごとに行われる。

人を招くのは十日祭と五十日祭

十日祭・五十日祭では、神職、近親者、友人、知人を招く。
十日祭…死亡の日から十日ごとに、十日祭から五十日祭まで行う。
五十日祭…五十日後に行われる五十日祭が忌明けにあたる
最も重視され、この日には故人の霊璽を祖霊舎に移して祀る
「合祀祭」を同時に行うことが多くなっている。


霊祭の進め方

墓前または自宅の祭壇に洗米・塩・水などを供え、修祓・献饌/祭詞奏上/玉串奉奠を行った後に、神官と参列者を食事でもてなす。

神官への謝礼

神官への謝礼
  • 神社の格式によっても異なるため、神官に直接尋ねるとよい。
  • 謝礼は帰家祭が済んだ後に渡す。
  • 表書きは「御礼」又は「御祭祀料」とする。
  • 「お車代」は別に包んで渡す。
  • 斎主とそれ以外の神官へのお礼は別々に用意する。